僕はこんな日が嫌いだ
年末年始は実家に帰って家族とのんびり過ごしたり、誰かと初詣や旅行に出かけたりそんなイメージしかない。
僕はこんな日でも一人で過ごす。
年賀状なんてもう何年も書いてないし届いたこともない。
僕宛に届くものは頼んだ商品か国からの色々な手続きのものだったりだ。
一人でもいいからどっか出かけよう。
そう思う時もある。
休日であっても誰かは一人ではいなかったりして他人は他人といるのだ。
ただ年末年始のその一人ぼっちという世界に取り残されたような寂しさや虚無感は猛烈に襲ってくる。
こんな日が大半の僕の休日なら生産性がある仕事の日々でも大丈夫かなと考えたりしたりする。
だからと言ってブラック過ぎて死にそうに休日を求める自分はやってけるのだろうかと考えたりして終わる。
きっとこれが今までの自分が作った環境なんだろうか。
けど捻くれたり屁理屈並べたらはしても、僕の知らない誰かが誰かと幸せに過ごしていたらすると考えるとそれなりに温かい気持ちになったりもする。
仕事人間なんだろうけど、休日になったらただの一人ぼっちになるこの自分の周りは人がいるのではなくて寂しさがあるのはやっぱり寂しい。
まだそう思っていることが少し安心する。
今年もよろしく。