それなりに人並み程度
中学生で不登校になり
今まで築き上げた野球、友人、学力を終わらせて、そのまま底に向かうかのように進んだ。
精神状態は異常にして尚且つ病気を複数背負い、薬漬けの日々。
自分の人生に光のような希望はひたすらなく、いつまで続けれるのか、続くのか、終わらせれないのか、そんなことぐらいを考えることの頭しかなかった。
高校生の時に自分と同じ不登校を好きになってから変わってきた、楽しくもあり努力もした。少し前向きになりながらも自らの大学進学の意志で終わった。
後悔の日々の中、音楽が救いだった。ギターを弾いては授業をほったらかしにして、得たものは結局、後悔の他にならない。
そう思う今の自分も悲しくなる。
失敗して失敗して、人としての生きづらさを積み重ねて、明かりもなく、そんなどんよりした人生だった。
今は社会人になってまた這いつくばって、底から、一番下からの下剋上の途中。
少しは変わった。
最低ラインから生き残って、生きる術を教えてもらい、助けてもらい、それなりに人並み。
どこを目指してるのかは明確にはないし、まだまだ何者でもなく、ただの働く20代。
頑張るのは当たり前だけど、それを当たり前にした自分も昔と比べたら大違いだし、
なにより死ぬ死ぬ言ってた自分にとって、生きてることがそれはもうすごいこと。
けど二度とやりたくない人生ではある。
後は目標に向かってやってくしかないな。