重力ピエロ
重力ピエロを観ました
高画質で!!!
まず映画を最初から最後まで一通り区切らず観れたのがとても嬉しい、本当に。
休みなかったもん…
2009年の映画で約10年前。
原作の小説は2003年。
早い。時が。
題材はサスペンスにはなるのだけど、そんな感じに観ることはなかった。
犯人は誰だとか、謎解きの観点から観ることは個人的にはなかった。
兄弟と家族とその過去を振り返りながら話は進んでいくのだけど、なんだろう、一人一人の台詞が特によかった。
特に小日向文世さんが演じた父親が僕はとっても良くて、亭主関白のような父親でもなく、役場で働いてたその当時としてはよくいるサラリーマン。さらっと優しく話す台詞や、決して怒らないし、弱いところを見せないような、いつでも家族の前では明るく前向きな姿勢と家族のことを一番に想って引っ越しもしたりする決断力がある。家族のことを大好きだよと言わないタイプだけど、言って欲しいと言われたらさらっと言えて家族が大事だと感じる父親だった。
小説を読んだらもっと美しい言葉が詰まっているんだろうなと観終わって思った。
後、二段ベットで兄が上のベットで、下は弟のベットで寝る前のシーンがあって、寝る前の子供たちのちょっと悩んでることを話して、じゃれ合うシーンは映画としてはあまりないシーンだとは思っているのだけど、こういう日常的なシーンを撮っていたのが個人的によかったと思うひとつ。
次は何観ようかな〜
いつ観れるかな〜(フラグ)